清宮克幸が語る仕事の価値観とリーダーシップ

清宮克幸さんとは、北海道日本ハムファイターズの清宮選手の父親であり、
前ヤマハ発動機ラウビー部監督だった人です。現在は自身が創設した一般社団法人アザレアスポーツクラブにて、スポーツ普及と選手育成に尽力されています。

この清宮前監督が大事にしている仕事の価値観とリーダーシップ論が勉強になったので、備忘録的にここに記録しておこうと思います。

清宮克幸さんから学んだこと

今回、私が学んだことを箇条書きにします。

  • 仕事が上手くいかず辛い時は「学ぶ時期」だと割り切る。そして自分を必要以上に責めない
  • 下地を身につけたら自分の色を出すようにスキルを磨く
  • 育成時は相手を大事にしているという気持ちを伝えれる行動をとる。口先だけではNG

それぞれ詳しく説明していきますね。

仕事では「自分のカラーを出せ!」

清宮前監督は子どものころから様々なスポーツをやっていたそうです。そして、中学校時代の先生からラグビーを進められ、その道に進みだします。

高校、大学とラグビー一筋で生きてきた清宮前監督。就職先であるサントリーでもラグビー選手として活躍しておりました。

しかし、社会人になると業務もこなしていかなければなりません。ラグビーしかやってこなかったと自称する清宮前監督は、電話の外線と内線を使い分けるのにもアタフタしたとのこと。

そんな日々に辛い気持ちになることも多かったそうです。しかし、ここで簡単にあきらめませんでした。「今は学ぶ時期なんだ」と割り切り、諸先輩方に仕事のいろはを教えてもらったそうです。

そして、一通りの仕事ができるようになってから意識しだしたのは「自分の色」を出すこと。他人の真似事も続けていても価値のある仕事は達成できないと考えて清宮監督は自分の色を出すように努力したそうです。

これはラグビーでも一緒だと語ります。基礎というベースは一緒でも、各々が自分にしかできないことがあるからこそチームとしての真価を発揮できる。仕事もラグビーもチーム戦ですから、共通する部分があったんですね。

こうやって社会人時代を乗り越えていった清宮前監督。私自身は自分のカラーを確立するほどには至っていません。いつか、これが自分の色なんだと胸を張れるように自分のスキルを磨いていきたいなと思いました。

また、独りよがりのカラーにならないように注意しようと思います。独り立ちもできておらず、実績も上げていない状態で自分のカラーを押し出すのはただのワガママ、もしくは、アホです。自分にベースができてから、さらなるステップが「色」なんだとうことを肝に銘じておこうと思います。

育成する時は相手を大事に思え!

清宮前監督の選手育成術でもマネジメント術に共通する部分があります。

清宮さんは、監督としてチームを優勝させるために以下のことを実践していまいした。

  • チーム全体や選手一人一人をよく観察し弱点を洗い出した
  • 弱点を克服するための方法も考察
  • 克服法を各選手に落とし込み、具体的に実践できる状態にして伝える。
  • 共に弱点を克服していく

これだけでなく、以下のことにも力を入れていたとのことです。

  • 選手本人も気づいていないような素質を引き出す
  • やる気を上げるよう工夫する

これを実践するために具体的に行っていたのが個別ミーティング。指導者1~数名に対して、選手1人を相手にしてミーティングをするのです。

これにより、選手時は自分を大切にし、必死に考えてくれているのだと認識できるようになるため期待に応えようと頑張りだすのだそうです。

清宮さんいわく、人は自分のためより誰かのためのほうが頑張れるとのこと。

これは仕事のマネジメントにも共通しますよね。仕事ができない職員を叱咤激励するだけでは改善しないことは多々あります。叱咤激励により、ダメ職員はより自分はダメだと認識し、組織に必要ないと思うようになるため反発するかモチベーションを限りなく低下させパフォーマンスを最小限にしてしまいます。

そうならないためにも、叱ることと一緒に大事にしているということを伝えていくことが必要になってくるんですね。

いやいや、勉強になりました。

相手を大事にすることが良いチームの条件

マネジメント職に就くと、結果を出そうとチームをないがしろにしてしまうことって多いですよね。結果ばかりをみて、なんで結果を出せないんだ!と憤っている管理職って本当に多いです。

そんな叱咤だけのマネジメントでは人は育たず、離れていってしまいます。特に人手不足の社会では尚更ですよね。

育成も人と人とのつながりです。相手に「あなたが大事ですよ」という気持ちが伝わらなければ関係は崩壊してしまい良い方向に行きませんよね。口だけでは中々伝わらないことですので、行動に移してみるのが良いでしょう。

私も実践していこうと思います!!

<参考文献>
ソウェルクラブ2019春号Vol.115 巻頭インタビュー