【豆知識】硬くなった砂糖を柔らかくする簡単な方法

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砂糖を容器に入れて保存すると固くなってスプーンですくえなくなることってありますよね。かたくなった砂糖は料理に使いづらく迷惑な存在です。

そんな困った固い砂糖をやわらかくする裏技を紹介。料理の際に知っておくと無駄なストレスは感じなくていいかもしれません。

砂糖が硬くなる原因

砂糖がかくなる原因は乾燥です。乾燥し砂糖の結晶同士がくっついてしまうから塊になるんですね。

イメージからすると「乾燥したほうが柔らかくなる、サラサラになる」と思っている人が多いので意外かもしれません。

塩は湿気ると固くなるため乾燥させることでサラサラになります。砂糖と塩では原因が違うことに注意しましょう。

砂糖をやわらかくする方法4選

固くなった砂糖をやわらかくする方法は4つあります。

  • 小さくちぎったパンをいれる
  • 霧吹きで水を少しだけかける
  • 濡れたキッチンペーパーをふたの裏につける or いれる
  • レンジで短時間チンしてみる

詳しく説明していきましょう。

小さくちぎったパンをいれる

やわらかい食パンなどをちぎって砂糖を保存している瓶やケースにいれることで砂糖がやわらかくなります。これはパンの水分が砂糖に移るからだといわれています。

お手軽に試せる方法なのでぜひやってみましょう。

固いパンなど、ばりばり乾燥しているパンでは効果は薄めです。古いパンも乾燥がすすんでいるため、効果は薄いかもしれません。しっとりしているパンがおすすめです。

霧吹きで水を少しだけかける

霧吹きで少量の水を吹きかけることで砂糖の水分補給がすすみ柔らかくなる方法です。直接水をかけるため、効果は表れやすいですね。

たくさん水分を含ませないように注意しましょう。霧吹きといえど勢いよく吹きかけると過剰な水分を与えることになり、砂糖がベトベトになって逆効果です。

濡れたキッチンペーパーを活用する

保存容器のふたの裏や中に濡れたキッチンペーパーをいれることで砂糖に水分を含ませる方法です。濡らしたキッチンペーパーは、しっかり絞り水気が滴らないようにしてから入れるのがポイントです。

保存容器の大きさにもよりますが、大きすぎるキッチンペーパーは水分を過剰に与える可能性があるので注意しましょう。ふたの裏くらいの大きさがベストです。

そして、しっかり絞ってからいれましょうね。

レンジで短時間だけチンする

砂糖を加熱することで強制的に結晶同士のつながりを弱くして柔らかくする方法です。特にグラニュー糖などで効果があるといわれていますので、上記3つの方法を試してもダメだったときに使ってみましょう。

加熱しすぎると砂糖は黒く変色していきます。苦みがでたり、見栄えが悪くなったりするので数秒ずつ様子を見ながら加熱していきましょう。

古い砂糖は固まりやすい

固くなった砂糖は上記の方法を試すことで柔らかくすることができます。ただし、一度固くなった砂糖は再び固くなりやすいです。

新しい砂糖は湿度も結晶粒度も均等でさらさらになりやすく柔らかいですが、古い砂糖は再結晶化などもすすみ粒がばらばらで、湿度もところどころ違ってくるため固くなりやすいのです。

なかなか使う機会が少ない砂糖は古くなりやすいので、小さい保存容器を活用するなど常に新しい砂糖を使える環境を整えるがいいでしょうね。

まとめ

料理には欠かせない砂糖。いざ使おうとすると大きな塊ができてしまって「使えない」なんてことも多いですね。

ちょっと固くなったくらいならスプーンで叩けば崩せますが、がっちがちに固まってしまうとお手上げです。そんな時は、本記事を思い出し水分を与えてみてください。

予想外に柔らかくなって驚くことでしょう。

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